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日本ボクシング界の世界王者

ボクシングトレーニング

ファンには楽しくて仕方ないスポーツ格闘技を代表するボクシング。1952年5月に白井義男が日本で初めて世界王者になって以来、ボクシングコミッション(JBC)が認定する世界王者は80人を超えています。中でも、ファイティング原田は、国内ボクサーの中で、唯一「世界ボクシング殿堂」と「国際ボクシング名誉の殿堂博物館」入を果たしています。

世界チャンピオンの最多防衛記録を持っているのが具志堅用高で、13連続防衛を果たしています。初のWBCの名誉王者になったのが西岡利晃で、有名な強豪ボクサーと試合を行なったことで世界的に知られています。その他、海外で高く評価されたボクサーとして小林弘が挙げられ、テクニシャンとして有名でした。人々に特に愛されたのが大場政夫で、彼は白井や具志堅らと共に、殿堂入りの候補になっています。大場と同じく日本中を沸かせたのが輪島功一で、当時の日本人最重量級世界チャンピオンでした。そして、引退後はタレントや俳優としても活躍したのがガッツ石松で、彼は日本史上で東洋圏初のライト級王座を獲得しています。一方、GBPのフランク・リベラが最大級の賛辞を送ったのが徳山昌守で、その巧みな試合運びはリングの上のアート作品でした。さらに、南アフリカで数々の試練を乗り越えて、メキシコでIBF王座を奪取したのが高山勝成で、若き実力者と称された当時のチャンピオンを見事に破りました。

日本人のボクシング世界王者輩出が期待

ボクシングは、格闘技の中では人気も知名度も随一で、ジムや道場で練習している道場生も多く、日本からも数多くの世界王者を出してきました。また、最近では多くの団体が、女性も参加できる試合を組んでおり、試合数も増えています。

ボクシングは、手にグローブをはめた状態の、パンチによる攻撃だけが認められています。また、攻撃も下半身には出来ず、頭部や腹部に対する攻撃が、主になされています。プロの試合に出場するためには、プロライセンスを取得しなければならず、多くの道場生がプロとして活躍するために、練習を積み重ねています。

世界王者になるためには、ランキングで上位に位置する必要があります。ランキングを上げるためには、試合に勝ち続ける必要があり、練習を積みかさねていかねばなりません。また、ボクシングでは様々な団体がありますが、非常にマイナーなものもあり、日本人がチャンピオンになっても、日本国内でほとんど報道されないようなものもあります。

ボクシングは、非常に人気がある格闘技であり、プロ、アマチュアを問わず、世界中で試合がなされています。数多くの日本人も、ボクシング世界王者を目指して、熱心に練習をしており、ファンからは大きな期待が寄せられています。